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世界観

イルミンスール大陸

 別名「花の大陸」。

 かつて世界を包むほどの大きな世界樹があり、それが枯れ果てた結果出来た陸地だと呼ばれ、ここに住む人々は自分たちを「花の民」と呼び栄華を極めている。

 吉獣はリス。

 神聖な樹木を加工し作られる「治癒の杖」は人々の生活に欠かせない物である。

ラジアータ帝国

 リリィ達の出身国。

 複数の民族の支配や諸侯の合併、分裂を繰り返し成立した千年帝国。

 広い国交と実力主義、合理主義で豊かだが汚職と内部粛清だらけの血に塗れた歴史を持つ。

 平地が多く、貴族達は主に馬を利用する。

​ また、帝都には「太陽の大陸」から仕入れた飛竜に騎乗する兵士も存在する。

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ガランサス王国

 長い歴史と世襲制度のある王国。

 作物は少なく戦いも多く、住み続けるには難しい土地だが他大陸(白壁の大陸)からの防衛線として無くてはならない国である。

 教会との繋がりが強く、信仰心の厚い者が多い。

 雪が多いため馬は不向きで、代わりにグリフォンなどの飛行騎乗が戦術として用いられる。

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​太陽の大陸

 花の大陸イルミンスールと長い交易の歴史ある大陸。

​ 住む人々は浅黒い肌と黒色の髪を持ち、陽光や星々を崇める傾向がある。

 飛竜の生まれた地で、帝国の防衛部隊維持に欠かせない存在。

​白亜の大陸

 花の大陸への侵略を繰り返す敵対存在。

 ガランサス王国の奮闘により撃退に成功している。

 近年は侵攻が穏やかで、その危機感も薄れ始めている。

黒鉄の大陸

 花の大陸とは遠く海を隔て隣接している大陸。

 蒼白の肌と漆黒の髪を持ち、小柄な人々が住むとされる。

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